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Fコードを押さえるコツーその②

コード関連
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どーもこんにちは富田です。

今日は、Fを押さえるコツの第2弾ということでお届けしていこうと思います。前回の「Fコードを押さえるコツーその①」では、ネックの持ち方と親指の位置なんかについて説明しました。今日は、コードチェンジの時における注意点やポイントなどを紹介していきたいと思います。


 

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握り方を変える練習をしよう

僕がこれまでギターを教えてきた中で、うまくFが押さえることが出来る人と出来ない人の大きな違いは、“握っている状態から、ネックを挟むように持つ状態までスムーズに変えることが出来ているか”です。

要するに、CとかGとかのオープンコードを押さえている状態は、ネックをギュッと握っている状態。ここから、Fを押さえるために親指を下げて手首を少し前に出して、きちんと人差し指が真っ直ぐになる状態まで持っていけるかということです。

「きちんとFが押さえられない」「ちゃんと音が鳴らないと」いう人は、握り方のチェンジを上手く出来ていないことがほとんどです。

なので、まずは握り方をスムーズに切り替えられるように練習しましょう。Fのコードは押さえなくても良いです。握っている状態から、ネックを挟むように持つ状態までを切り替える動きを繰り返しましょう。この時、人差し指がきちんと真っ直ぐになっているかは必ずチェックしてくださいね。

 

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共通する指はステイさせる

例えば、CからFにコードチェンジすることは多いのですが、この時、Cを押さえていた全ての指を一旦離して、もう一度ゼロからFを押さえる人がいますが、これはちょっと勿体無いと思います。

Cを押さえている時の薬指は、Fにチェンジしても実は同じフレットを押さえています。5弦の3フレットですね。なので、薬指を押さえたままでコードチェンジ出来るように練習してみてください。FからCに変える時も同じですね。

薬指を軸にして、握り方を変える感じです。DmとFを変えるときも、中指をステイさせてコードチェンジしてみましょう。

この練習をすると、動かす指と動かさない指を意識することになるので、実は指を分離させる訓練にもなります。意識して指を分離させて動かすことができれば、使っていない指がピョコンと立っていたり、無駄に弦から離れすぎたりということをなくすことが出来ます。使っていない指も、弦からの距離はなるべく近くに保っておけるようにしましょう。次に移動する距離が短くなることで、違う弦を押さえてしまったり指先の意図しない場所で押さえてしまったりといったミスを少なくすることが出来ます。


 

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最初に薬指と小指から押さえる

あくまでも初期段階の話ですが、Fを押さえる時に、最初に人差し指を押さえてしまうと、薬指や小指はかなり離れた場所を押さえるような感覚になり、難しく、押さえにくく感じてしまいます。

一度、人差し指を伸ばして6弦から1弦まで押さえてから、薬指で5弦3フレットを押さえてみましょう。なかなか指を開くのが難しいはずです。

そこで、共通する指がない場合は、最初に薬指と小指をくっ付けるようにして押さえましょう。それから人差し指、中指を順に押さえていきます。そうすると意外と簡単に届くと思います。

指の開き方のポイントで覚えておいて欲しいことがあります。それは、

薬指や小指が固定されている状態で、人差し指を開いていく方が簡単だということ

この時に大切なのは、肘が体の近くにあり、手のひらが若干外側を向いているようにすること。曲げた手首がギターのヘッド側に流れてしまうと、小指や薬指はどんどん届かなくなってしまいます。薬指と小指はしっかりとアーチ状に曲がった状態をキープしながら押さえたいので、手のひらの小指側はネックの下側に近い場所にあるのが理想的です。完全にくっ付いてしまうと、逆に指の自由度が下がり動かしにくくなります。

Fのフォームが綺麗にならない場合は、薬指と小指から押さえるようにしてみてください。それが上手くなってきたら、人差し指も一緒に押さえてみましょう。最終的には全ての指を同時に押さえることが出来るようになるのが目標ですので、一つずつ課題をクリアしていくことが大事です。

 

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まとめ

  • まずは握り方がきちんと出来ているかをチェックしよう
  • 共通している指はステイさせてコードチェンジしてみよう
  • フォームが綺麗にならない時は薬指と小指から押さえてみよう

 


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