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Fコードを押さえるコツーその①

コード関連
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こんにちは、今日はギター初心者の永遠の課題、Fコードについてのお話です。

「ギターを始めたけど挫折しました。」っていう人の多くが、この「F」というコードを原因に挙げます。まぁ難しいんですよね。Fって。

Fというコードですが、セーハとか、バレーコードという風に呼びます。他にはBとか、Bmとかも同じセーハのコードですね。

で、Fが難しい原因というのが、人差し指でセーハをするところなんですね。要は、人差し指が上手く使えない、どれだけ頑張って押さえても音が綺麗に鳴らないなど、色んな理由はあると思いますが、基本的な原因は人差し指にあると考えている人が多いようです。

では、どうすればFのコードを上手く押さえることが出来るようになるのか。それをこれから説明していきたいと思います。


 

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一番のポイントは親指?!

僕がレッスンで初めてセーハのコードを教えるときは、まず生徒さんに自分でどういう風に押さえるかを考えてもらいます。それまで、人差し指で1弦から6弦まで一気に押さえるということを知らないので、皆どうにかして押さえようと頑張ってくれるのですが、ほとんどの場合、ネックを握ったままで頑張ってしまうので、どうあがいても絶対にFの正しい押さえ方には辿り着きません。

Fが出来ない人の1つ目の理由は、この握り方を間違っているという点です。ネックの握り方を間違えた時点で、Fを押さえることはほぼ出来ません。ではどういう風に握るべきなのかという話に移ります。

ネックを挟むように持つ

まず、オープンコードを押さえる時のように、ネックを握り込んでしまってはいけません。握っている状態だと、人差し指は絶対に曲がってしまいます。セーハのコードは、人差し指をほぼ真っ直ぐに伸ばして押さえたいので、握り込んでしまった段階でアウトです。

人差し指を真っ直ぐにするには、親指をネックの真ん中くらいまで下げて、真っ直ぐに伸ばした人差し指と親指でネックを挟むようにして持ちます。親指は、ちょうど人差し指の第2関節の真裏くらいに来るぐらいがベストだと思います(人によって違いますが)。

まずはこの持ち方が出来ないと次に進めません。人差し指を真っ直ぐに伸ばして、親指と挟むようにしてネックを持ってみましょう。


 

手首は前に出し過ぎない

親指を下げるというのが分かりにくい場合は、手首を前に出すようにしてみてください。手首が前に出て行くと、必然的に親指の位置は下がっていくはずです。ただし、ここで注意して欲しいのが、“手首は前に出し過ぎてはいけない”というところ。

手首を前に出しすぎると、人差し指が逆に反ってしまうような形になってしまうのがひとつ。人差し指が逆に反ってしまうと、6弦と1弦がきちんと押さえられなくなってしまいます。

もう一つは、薬指や小指が届きにくくなってしまうこと。届きにくくなってしまうということは、指を伸ばして押さえようとしてしまうので、結果的に薬指も小指も伸びてしまって、指先で弦を押さえることが出来ません。人差し指以外の中指・薬指・小指は出来るだけ関節を曲げてアーチ状になるようにしたいので注意しましょう。

手首はあまり曲げない方が良いです。実際に、手首自体を曲げることなくセーハのコードを押さえることが出来ます。人差し指が真っ直ぐになればそれでOKなので、無意味に手首を前に出し過ぎないようにしましょう。

 

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まとめ

  • まずは握り方を見直そう。
  • 親指はネックの真ん中あたりへ。
  • 人差し指を真っ直ぐにするには親指の位置が大切。
  • 手首は前に出し過ぎない。

 


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